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太陽地球人ホーム
> ひまわりの神秘〜植物の光形態形成
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植物の光形態形成 |
最終更新日
2004年7月31日 |
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植物は太陽の光を感じつつ、様々な環境からの情報を得ながら暮らしています。成長するために必要な光は充分に当たっているか?太陽はどの方向にあるか?昼か夜か?季節がいつなのか?などの情報収集は植物にとって死活問題です。植物には栄養を作り出す光合成の働きの他にも、太陽光に反応しながら、生存に有利に働くように対応していく能力を持っています。例えば植物に横から光を当てるとゆっくりと光の来る方向へと向きを変えていきます。いっぽう植物の根に光を当てると、光とは逆の方向に曲がります(光屈性)。植物には光に応答しながら、細胞の性質や体の形を変化させる能力があるのです。このような能力を、植物の光形態形成といいます。 |
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ひまわりの向日性 |
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| アメリカ原産の花ヒマワリがヨーロッパに渡ったころ、この花は太陽の動く方向へ向きを変える不思議な花だと紹介されました。ヒマワリはスペイン語やフランス語では「太陽について回る花」と呼ばれています。花を咲かせる前のヒマワリの先端の部分を観察すると、ゆっくりと太陽光の来る方向へと向きを変えていきます。このダンスのような動きは茎が成長する際に、太陽に当たっていない側の茎が、先に延びていく事で成り立っています。このような植物の反応を「向日性」といいます。花を咲かせる頃のヒマワリは茎の成長が止まっているのでもう回りません。そのかわり、大きなヒマワリ畑では、いっせいに東を向いて咲いているヒマワリを見ることが出来ます。 | ![]() |
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種が感じている赤い光 |
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土の中にはたくさんの植物の種が芽を出す機会を待っています。せっかく芽を出しても、他の植物の影になる環境では充分な太陽光が当たらずに成長出来ないかもしれません。そこで植物の種は、自分のいる場所に光が充分に当たっているかどうかを感じながら、芽を出すタイミングを計っています。種は赤色の光を受け取る事をきっかけに発芽し始めます。植物には赤色の光を受け取るフィトクロムというタンパク質があります。フィトクロムは赤色(660nm)の光によって活性化し遺伝子のスイッチをONに、遠赤色の光(730nm)では不活性化し、遺伝子のスイッチをOFFにする働きを持っています。植物が光合成に必要とするのは太陽光のうち主に青色と赤色の光です。植物は青色と赤色の光を吸収し、光合成に不必要な遠赤色の光は反射しています。ですから、もし種に赤色の光よりも遠赤色の光が多く届いていれば、他の植物の影に成っていると種は判断し発芽を待ちます。同様に、若芽に遠赤色の光を当てると、少しでも太陽の光を受け取って生きのびようとして、茎が伸びていく事を観察できます。 |
![]() 種の帽子をまぶったままの風船かずらの双葉。 |
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| 青い光の受容体 | ||
| 太陽光の青色の光を捉える物質も解ってきています。それは、クリプトクロムとフォトトロピンです。クリプトクロムは花芽の形成に関わっています。一方フォトトロピンは「光屈性」に関わっているようです。こうした太陽の光を受け取り、遺伝子のスイッチとして働く物質を「光受容体」といいます。 | ||
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